最終回『涼宮ハルヒの憂鬱VI』を見て 1

ついに最終回を迎えてしまいましたが、ネタバレを含むので間をおくためにAmazon
涼宮ハルヒの憂鬱

よくないと思ったところ

まず最初に、これはあまりよくないなと思ったところを。
全体的に思ったのが、時間足りなくないか?ということ。アニメ見る前に原作改めて読んでいたのですが、所々キョンノ語りなどがカットされていて、それでも時間びっちりな感じです。ハルヒの力で放送時間5分くらい増やせないものかね?(無理)
また、カットされた部分のせいでそのあとの語りとの関連が泣くなって、言葉の面白みがなくなっている部分もいくつかありますね。たとえば、(ちょっとしたネタバレになるため原作未読者のために伏せ・反転して見てください)みくるに画像を見られそうになって隠すシーンの『このへん、抜かりはない。』がなくなったためにそのあとの『ぐあ、抜かった!』が単なる1台詞になってたり、閉鎖空間にワープした直後の『フロイト博士なら何とか分析してくれるだろう。』がないため閉鎖空間から帰ってきたときの『フロイト先生も爆笑だぜ』が唐突な感じに。また前の部分が博士がどういう人なのかの説明にもなっているので、それがなくなったため、そもそも博士って何だ?と思う人も多いはず。と、いった感じで原作の魅力の一つが失われています。
とはいえ、語りがカットされてるのはすべてマイナスだというわけではなく。、語りをカットして映像の演出に任せた結果すっきりしている部分もあるので、その辺のバランスは重要です。

開始直後

過去の、3人とのことの繰り返しからスタートという、まさに最終回らしいスタート。もうこの時点で切なくなってきます。というか、オープニングで使われていた妙なコマ割りはここでいかされてくるのですか。そして、憂鬱IV以来のオープニングなしでのスタート。とはいえ、タイトルロゴの表示もないのでIVのときとも違いますね。そしてこれがラストにいきてくるわけですがこれはまた後の話。
ネコマンすげー。中の人戦隊?

SOS団部室

原作から最低限必要なところを抜き出して進む登校から放課後までの流れ。というか、あの2人は1日中長門疑惑の話をしていたのだろうか? そしてハルヒは退屈。
その後、部室で抜かったキョンにじゃれ付くみくるがものすごい楽しそうなのが印象的。これまでとまた違った笑顔で癒されます。まぁ、このあとのハルヒの登場でみくるの心境は天国から地獄へ落とされるわけですが。
そんな中、2人を見つめる長門が1人。ハルヒが来てからのことを心配しているのか、それとも混ざりたいのでしょうか? 朝倉との戦闘の時にこんなことをいわれていますし、この時点で長門は自分の中に芽生えた感情に気づいていると思うので、この行動は意味深です。
そして、ハルヒ、古泉の登場とともに、部室はいつものように?妙な空気の空間へ。

キョンの部屋

脈略なくキョン妹が登場。そういえば冒頭部でも出てたな。スタッフはそんなにキョン妹が好きなのか?
そして、みくる(大)を思わせる、舌を出して自分の頭をたたくアクション。一部で言われているみくる=キョン妹説がさらに強まりそうなシーンです。個人的にはみくる=キョンの孫説を打ち出したいですが。
電気を消し、眠りにつくキョン。時計のアップ。っと、ここの時計の見せ方が面白い。秒針の位置が固定されるようなアングルのため、文字盤が回っているような、普通じゃない見せ方です。これから起こる普通じゃないことを予告しているのでしょうか。しかしまぁ、たまにこんな感じの奇抜な演出を交えてくるので油断できません。たとえばミステリックサインでの画面裏からの視点とか。
そんなこんなでキョンは睡眠。シナプスがプチプチと。

今日はここまで

なんだかんだで時間がないので今日はここまで。メインである、悪夢(ハルヒ談)の感想はまた明日。あさって(6日)に延期。