EMOBILE LTE の SIM は SIM ロックフリーの 3G 端末で利用できる

EMOBILE LTE 契約のSIMは、LTEと書かれた専用のものです。こいつを3Gの端末に挿して使えるか試してみました。
結論から言うと、SIMロックのかかっていない端末であれば、APNを変更すれば使用できるようです。

D31HW に指す → 使えない

2年半くらい前に発売したイー・モバイルのデータカード、D31HW。こいつにLTEのSIMを差してWindowsを起動してるPCのUSBに指す。
…SIM認識のエラーが出ました。
なお、解約済みの3GデータSIMで試すと、解約しているために電波状態がつねに圏外ですが、認識していたので端末の故障ではないと思われます。
つまり、使えない。

GS02 に指す → 使える

昨年12月1日に発売したイー・モバイルスマートフォン、GS02。こいつにLTEのSIMをさしてみました。
電波は掴んだ。でも、データ通信が行えることをしめすアイコンは表示されず。
そこで、APNの設定を変更。APNをGL01Pに設定されているstdなものに変更し、ユーザー名もGL01Pに設定されているものに変更、パスワードも同じに変更。ほかは初期値のまま。
すると、見事アイコンが表示され、通信出来ました。
つまり、使える。

違いはSIMロック有無?

イー・モバイルは去年頭あたりに、今後発売する機種をSIMロックフリーで発売すると表明しました。で、それ以前の機種は国内の他のキャリアのSIMは使用できないようにロックがかかっていました。
なので、D31HWにはSIMロックがかかっていて、GS02にはSIMロックがかかっていない。
で、LTEはわざわざSIM交換するくらいなので、同一キャリアとはいえ、別扱いになっているのだと思います。ソフトバンクモバイルにおけるフューチャーフォン(ガラケー)とiPhoneAndroidの違いのようなものですね。
というわけで、D31HWではSIMロックに阻まれ使用出来ず、GS02ではロックが無いので使用出来たのだと思います。

まとめ

そんなわけで、3G1700Mhz対応のSIMロックフリーモバイルルーターテザリング対応スマートフォンがあれば、仮にLTEモバイルルーターが壊れたりしてもそちらにSIMを入れ替えれば、修理の間代用が利きそうです。これは安心ですね。
ちなみに、GL01P自体もSIMロックフリーで、3GのSIMを差してAPNを設定すれば3Gで通信することができます。