AppStore が日本の電子書籍を高くする

まとめよう、あつまろう - Togetter
クレジット払いだと5%ほどの手数料を店が負担するから大変だーって話。
で、以前から思ってんだけどいい機会だから書こう。
電子書籍のアプリ内課金での販売に30%の手数料とる AppStore はなかなかひどいよね。
そもそも、アプリの有料配信で30%のは、まあ相場がよくわからないけど、サーバー用意してくれるし個人でも世界中に対して販売できるしと、まあいいんじゃないかな、って思う。
そしてアプリ内課金。まあ、アプリ単体とアプリ内課金で手数料変えると、アプリ無料で課金による制限解除にすることで事実上アプリ単体の価格の手数料をアプリ内課金の手数料で処理できるから、アプリ単体もアプリ課金も同じだってのはわかる。
だが、アプリ内で電子サービスの課金については AppStore でのアプリ内課金のみしか許さない、すでにクレジットカード払いの仕組みができているサービスでもアプリ無いからはそれを使うことはできない、ってのは、電子コンテンツ販売にはなかなか厳しいよね。
しかもアプリ内課金の金額はアプリと同様に決まった金額のみ。半端な金額は不可能。そのせいでWebサイト上の価格と違う価格になる必要が出てくるものもある。基本的に若干高い。電子書籍だと、2重価格になるのを嫌がってアプリ内ストアに並ばない本もあるとか。
さらに追い打ちを掛けるのが、iTunesカードの安売り。コンビニや家電量販店でたまにやってるあれ。事実上15%オフとか25%オフとかでiTunesストア・AppStoreで買い物できる。もちろんアプリ内課金にも使えるので、電子書籍の購入にも使える。こうなってくるといっぱい買う人はiTunesカード安く買ってそれで買うよね。そうでなくてもアプリ内課金のほうが改めてクレジットカードの登録する必要なくて気軽に変えたりするし。
そうなると売る側はアプリ内課金の手数料30%を考慮して値段決める必要でてくるよね。そうなるとクレジットカードの手数料5%を考慮してたときと比べて高くせざるを得ないよね。
そうなると、電子書籍は、ちょっと高くなるよね。