けいおん! 最終回見た感想。
CDの売上やら、1週早い最終回やら、いろいろと話題騒然なアニメ、けいおん!
なにげに1話からみてましたが、最終回がかなり良くて、なにか書かずに入られない気分なので、書いてみます。
いろいろ
一番インパクトがあったところを見た時に思ったことをそのまま書くと、
ああ、これはあの時の場面。ギター背負ったまま尻餅ついたら…えっ?!
って感じ。見事に狙いに乗せられた気分です。でも悪い気分じゃない。
そのあとのシーンも1話の冒頭と同じ構図。違うのは、背中に背負っているギターと、走るのとの意味。そこに入る唯の語りが、まさに見ていて感じることと重なって、胸が熱くなってきます。
また、唯が歌った曲が、1年前にステージで歌えなかった ふわふわ時間 だというのがまた良いですね。
目立たないところ、というか意図的に目立たせてないのでしょうが、ギターを演奏していたこと自体を隠していた、さわ子先生が唯が戻って来るまでの間を埋めるためにステージで演奏したことも大事なことでしょう。
ライブ
最終話ということで、これまでうまくごまかされていた演奏シーンを期待していた人も多かったと思います…というか、僕自身、きっとリアルな演奏のライブシーンがくるだろうと思ってたのですが、結果として裏切られました。
でも、よく考えてみれば、もしあのシーンで演奏をメインにしていたら、見ている人の意識がそちらに行ってしまい、本来伝えるべき、唯の思いや、演奏することの楽しさが薄れてしまっていたと思います。そう考えると、演奏シーンをメインにしなかったのは、制作の手間の軽減というわけではない意味があるんでしょうね。
おもえば、ハルヒのライブアライブもライブがすごい回という印象が大きすぎて、ハルヒがSOS団という枠から出て活動したというストーリー上の重要点が印象に残りづらいですね。これはこれで問題ともいえます。
演奏シーンが控えめな分、唯が来るまでの4人の寂しげな感じや走っている時の唯の一生懸命な様子、そして5人でステージに立った時の生き生きした表情、特に唯の楽しそうな様子といった、はかなり力はいってる様子でしたし。
それにしでも、良いものを見させていただきました。
まとめ
まあ、なんだかんだて次回で最終放送。スレ乱立とかはしませんが、軽音部メンバーによるふわふわ時間が見られなくなるのは、心寂しいものではあります。