独断と偏見でまどか☆マギカの再見時の見所を紹介してみる #madoka_magica
NicoNico動畫特別節目「魔法少女まどか☆マギカ」日台同時一挙放送 - 2011/06/18 19:00開始 - ニコニコ生放送
さて、ニコニコ生放送で魔法少女まどか☆マギカが全話一挙放送するということなので、記念して、個人的な独断と偏見での見所を書いてみようかと思います。
…あ、一度観た人向けなので、未見で生放送で初めて見るって人は、ブックマークでもしておいて、一度見てからここ見てタイムシフトで再度観るとかしてください。
全体的に
ほむらの表情
微妙な心境で居続けるほむら。なので表情もかなり微妙な表現になってます。基本無表情ですがわずかに見せる喜び、悲しみ。
顔のアップでありながら、目を画面内に写さない=あえて表情を伝えないシーンも多いですね。
テレパシーの存在
魔法少女といえばテレパシーですね。
作中でもいくつかキャラ同士がテレパシーを使っている場面が見られますが、
…おそらく、視聴者には明示してないけどテレパシーを使ってるって場面がありそうな気がします。
ほぼ間違いなさそうなのは。6話アバンのほむらと杏子が見つめ合って交互に映るシーン。先に映るのがほむらなので、まどかに聞かれたくない話をしてるのではないかと思います。
で、それ以上に重要なのが、キュゥべえ。
キュゥべえの能力
キュゥべえは、2話でわかるように、普通の人どおしでもテレパシーできるように中継する力を持っています。それを利用する方法は、『頭で考えるだけで、会話とか出来るみたいだよ』。
つまり、キュゥべえは頭で考えてることを見通す力があるってことなんだよ!
このへんが明確に表現されてるのは、8話でのほむらとの会話の「時間操作の魔術だろ、さっきのは」の後。
さらにいうと、ときどきあるキュゥべえの目のアップのシーン。これが考えてることを覗いてることを示してるんだと思います。
で、この能力が恐ろしいのは、各キャラが何を考えているのかは、視聴者さえも伝えられていない、わからないということ。視聴者さえわからないことをわかっちゃうのが、キュゥべえ。いえ、インキュベーター。
1話
表情ゆたかなキュゥべえ
1話では表情ゆたかなんですよ、ええ。
ラストで立ち去り際のほむらの表情
一瞬だから生放送で見るより BD/DVD とかのコマ送りやら一時停止やらができるメディアで観たほうがいいと思うけど、これ重要。
2話
表情ゆたかかなキュゥべえ
2話でも表情豊かなんですよ。風呂?入ったり食べ物もらったり。
ファーストフード店でも、フライドポテト両手?でもって食べてたり、さやかがバット出したのに驚いたりしています。
さやか「なんでも聞いてくれたまえ」
さやかは5話〜8話で魔法少女の一生がどういうものか教えてくれます。
3話
ほむら「まさか…」
マミさんのリボンが溶けたとき。
ほむらは過去(10話中のこと)にも同じようにマミさんのリボンに縛られて、それが溶けるのを体験してるんですよね。
この「まさか…」は単なる推測ではなく、過去の体験からの物なんでしょう。
4話
さやか「マミさん、ほんとうに優しい人だったんだ。」
「戦うために、どういう覚悟がいるのか、私たちに思い知らせるために、あの人は…」
さやかは6話で魔法少女になるのどういう覚悟がいるのかを思い知らせてくれます。
「一緒にいて楽しかったよ、まどか」
キュゥべえの別れの挨拶。ここに違和感感じた人も多いと思いますが、もともと基本的に契約関係のはなしは自分からはまどかにしか話しかけてません。1話で「助けて…」と呼びかけたのもまどかに対してだけですし。(さやかはまどかの後を付いてきた)
質問してくるのがさやかでそれに答えてるので両方を誘ってる感じに見えますが。
緑の話
倉庫の中での、魔女の口付を受けた緑の話が、魔法少女のシステムを踏まえるとなかなか意味深いです。
5話
さやかの契約時の耳毛
作中では、さやか、ほむら、まどかの3人の契約シーンがありますが、耳毛を伸ばしてきたのはさやかのときだけ。
…エントロピー凌駕しなかったのかな?
さやか「あたし、今、最高にしあわせだよ」
さやかが最高にしあわせなのは、恭介の演奏を聞いてるとき。これ重要。
杏子のたい焼き
あれ、登場時から持ってます。
6話
杏子「他人のために使ったところでろくなことにはならないのさ」
深い一言です。
杏子って、作中ではほとんどさやか絡みでしか魔法使ってないんだよね。
ほむら「じゃああなたの仲間はどうなのかしら」
ここの 仲間 って、自分のことなのかな?
7話
オヤジの教会のペンダント
教会のペンダントと杏子の魔法少女服の胸元のデザインが似てる。
さやか「こんな体で抱きしめてなんて言えないよ」
そう言いながら、まどかに抱きしめられてます。
この後のダムっぽいシーンってのは、絶望のエネルギーがたまってきてることのイメージなんでしょうね。
さやかの戦いを見守り、助ける杏子
まどかに対するほむらと同じ関係になってきてるんだよね。
8話
「あなたって鋭いわ、ええ、図星よ」
ほむらの暴走シーン。ここでのさやかに対する行動、おそらく本意じゃないんだよね。杏子に対する「離して」の言い方とかからしても。
本当の気持ちを隠してることがさやかにバレたから混乱状態。おそらくキュゥべえ対策で心を隠してたけどバレてる?!って感じ。でパニック。
まどかのところで泣き崩れたのもここからの流れでしょうね。
「まどか、君は、望むなら万能の神にだってなれるかもしれないよ」
余計なこと言った。
ほむらの髪型
ベンチにいるまどかの前に現れたほむら、いつもより余計に左右に分かれてます。
心境がこれまでよりも、"以前"のに近いことの表現ですね。
9話
こいつはさやかの…さやかの親友なんだぞ
まどかとさやかは親友。ほむらにとってまどかはたった一人の友達。杏子にとってさやかはほっとけない存在。
様々な思いが交錯する。4人の関係。
うん、4人の関係。
10話
「キュゥべえに騙される前の、馬鹿な私を、助けてあげてくれないかな」
ここで、ほむらの願いが、2人でかわした約束になるんですよね。
11話
「本当の気持なんて、伝えられるわけ無いのよ」
僕が作中で一番印象に残ったセリフ。