「○○○は俺の嫁」考察 その2

日曜24時はHaruhi's Time.

この3人なら鶴屋さんや、朝倉さんでもできるかもしれませんねw

「○○○は俺の嫁」考察 - My Favorite Days コメント欄

やってみた。

鶴屋さん

「ただい……まっ?!」
「おかえりなさいませ。ご飯にしますか?それともお風呂にしますか?それとも……なんてね。キョンくんおっかえりー!」
「何ですか、びっくりするじゃないですか」
「まぁまぁいいじゃないか。それより、ご飯がもうできちゃってるから先に食べちゃてよ。今日のメニューはなんと肉じゃが!一口食べれば泣く子も黙る、究極かつ至高のいっぴんさ」
「最近和解しましたしね」

解説みたいなもの

テンション高いけど、普通っちゃ普通だな。
それにしても、鶴屋さん鶴屋さんなので、嫁にしたらなんて呼べばいいのかわかりません。

朝倉涼子

「ただいま」
「おかえり。いつもより遅いけど、どうしたの?」
「いやぁ、思いのほか仕事に手こずっちゃって…」
「おつかれさま。でも、無理しないでね」
「ああ。」

解説みたいなの

普通だ。

その後

「……ちょっと、なにこれ」
うぉっ、キャバクラでもらったマッチ、ポケットにいれっぱなしだった。
「あ、いや、たばこを吸おうと思ったら運悪くライターがガス切れで、たまたま一緒にいた同僚からもらったんだ。けっしてキャバクラに行ったわけでは」
「ふーん。それにしてはずいぶんと使われてないみたいね」
「いやぁ、あははは……は?」
ちょっとまて、何だ、その右手で光っているものは。
「ふーん、あなたの気持ちは、そんなものだったんだ」
たしかに、俺は涼子にウソをついてキャバクラにいった。それは全面的に俺に非があることであり、それなりの罰は受けるべきであり、受ける覚悟も自分なりにできている。
だが、目の前に移るその光景はそれなりの罰ってレベルじゃねーぞ。手にはナイフ、口は笑っているが目は笑っていない。意味はわかるが、だからこそ笑えない。
なんてことを考えているような余裕はどうやらないようだ。
「じゃあ死んで」
涼子の右手が迷いなくこちらに伸びてくる。

解説みたいなの2

普通じゃねぇぞ!


おまけ:あの娘

「ただいまー」
「あ……」
遠くから声が聞こえたのち、その声の主は玄関にやってきた。そう、率直にいうと、俺の嫁である。
「おかえり」
相変わらず口少ないが、これはこれで無駄に疲れなくていい。誰かと違ってな。
「いやぁ、別の路線が止まったせいで電車が混んで大変だったよ」
「そう、大変だったね」
「ああ。で、そのせいもあっておなかがもうペコペコなんだが、ご飯できてるか?」
「できてる」
「それは良かった。メニューは?」
「……カレー」
またか。と、喉元まで出てきたが、そのまま飲み込んだ。腹減ってるからな。。

食事中のこと。
「どうした、外なんか見て」
「……宇宙」
「ん?」
「なんとなく、宇宙を懐かしく思う。かつて、自分がそこにいたような感じ。……本の読みすぎかな?」
突然のことに戸惑いつつも、
「夢があっていいじゃないか」
俺は、そう答えた。
なんだかんだで、俺はこういう選択肢を選んだわけだが、俺はこの選択肢を選んだことを後悔していない。……っていうと若干嘘になるな。歴史にifはないというが、もし、あのとき、あのままキーを押していたら、なんてことを、"こいつ"といっしょに空を見ながら考えた。