レボリューションのコントローラの発表方法について思った

発表されたコントローラについていろいろ書こうと思ったけど、やめた。ほかの人が書くだろうし、それ以上にすごいかもしれないことに気づいたから。
個人的には今回の、ゲームショウでの任天堂の発表は超電撃発表だと思う。
ゲームショウでゲームの発表をするののどこが電撃発表だというのかと思う人もいるかもしれないが、知ってる人も多いと思うが、他の大手ゲームメーカーと違い、任天堂ゲームショウに出展していない。展示会に入場料取るのが納得いかないかららしいが、理由はどうであれ、出展していない。*1
これまでのゲームショウでは、他社が大金つかって大々的に宣伝しているのを任天堂はのんびり眺めてたわけだ。まぁ、実際のんびりしてたわけではないだろうが。
で、今回コントローラーが発表されたのはゲームショウ内のイベントのひとつである基調講演。講演というからには任天堂側は多少なりとも講演料をもらっているのではないかと思う。会場も当然ゲームショウ側で用意してるし、ほっといても報道陣が集まってくる。
そんなところに岩田社長はひとりでひょこっと現れ*2、いろいろと話をした上で、このゲームショウで一番注目されるだろう発表を行った。他社は大勢のコンパニオンを使って一生懸命新作の宣伝をしているすぐ近くで、だ。
結果として、任天堂は特別に金を使わないでゲームショウに注目する多くの人にこのコントローラのインパクトを与えたことになる。
これらのことは基本的に僕の推測でしかないが、うまいことやったな任天堂って思う人はほかにもいるんじゃないかな?ゲームショウ出展者含めて。

*1:その代わり、任天堂独自で入場料無料のイベントをやっている。

*2:実際は何人か付き添いがいるとは思うが