2002/11/01(金) 命がけその1

さるさる日記時代の選りすぐりのネタをもって来る、MFDラシックスタート。手抜きとか言わないように。
第一弾は、2年前の恐怖の出来事。2日に分けて公開。



そんなわけで、洞爺です!
昼過ぎからレクレーションがあり、4種類から選ぶ中に、ハイキング(山道を登っていく)が予定されていたのですが、雨(雪?)で外での予定は全部中止になりました。しかし、実際はもう雨が止んでいたので外には出れます。
外をうろついていると、ハイキングコースへの入り口を発見。少し行ってみる。少し登ったところで、1人で行くと何かあったとき危険だと思い、引き返しました。そのとき、同じクラスの3人が登ってきました。どうやら上まで行ってみるらしい。当然合流。このときは、このあとにあんな恐ろしいことになるとは思いもしなかった・・・
4人で登っていると、分岐点が。片方はえぼし岩コース、もう片方が岩場コース。あまり考えずに岩場コースを選ぶ。この岩場コース、ロープが張ってあるところがあるほどきついコースでした。途中、1人が誤って折れた木をつかんでしまい、危うくすべり落ちてしまいそうになるハプニングもありました。その後は慎重に進んでいき、えぼし岩コースと合流。楽な道です。
しばらく行くと、また分岐点。今度はすべり台コースと冒険コース。岩場コースをクリアしたことで調子に乗っていた4人は、冒険コースを選びました。しかし、この選択がまさに命取り。
冒険コースは、岩場コースより厳しかったのです。常にロープがありますロープを頼りにそれなりに順調に進んでました。しかし、あるところで、どっちに進むのかわからなくなりました。その場の勢いで右のほうへ。
この選択がどうやら間違いだったようです。ついにロープもなくなり、完全に道に迷ってしまいました。しかも坂も急で、生えている笹をつかんでいないと(雨上り後の影響もあり)滑り落ちかねない状況でした。
後ろを振り返ってみても、洞爺湖の景色が広がってるだけです。さっき通った場所は後ろではなく、完全に下のほうにあります。一歩足を滑らせたら、一気におちかねない状態です。当然、こんなところに来てしまうと引き戻るわけにも行きません。
まさに、死と隣りあわせといった状況です。
(つづく)