P2Pファイル共有を考えてみる 2

昨日から続く第2弾。前回は制限時間を設けたらいいんじゃないかというところまで行きました。
具体的には、配布元のコンピュータから出た瞬間から1週間程度の共有期限を設けるがいいのでないかと思います。こうすると、配布もとのコンピュータで共有をやめてから1週間後にはネットワーク上からそのファイルがなくなります。
しかし、これだけだと配布元で共有をやめたファイルでも、別の人が新たに共有を始めるなんてことも可能となってしまいます。そこで、共有するときにファイルに署名をしておくという方法をとります。こうすることで、共有を始めたコンピュータがそのファイルを共有する権利を持っているコンピュータかを調べることができます。こうすることで、不正に他者のファイルを再共有しているコンピューター、著作権を侵害する共有をしているコンピュータを特定することもできます。
まとめると、共有するファイルにはしっかりと署名をし、ファイルの共有期間を指定できるようにしておく。こうすることで、著作権保護を考慮したP2Pファイル共有ネットワークができるのではないかなと思います。