ディスプレイなしの携帯電話

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0410/18/news010.html
カメラだの、高解像度液晶だの、着うただの、どんどんパワーアップしつつも、そもそもの機能である通話機能は何も変わらない*1どころか、見放されつつある、昨今の携帯電話事情。
そこへ、一石を投じるかのような携帯がツーカーから発表されたようです。なんと、ディスプレイなし。当然メールなどの機能など使えるはずもなく、電話帳機能もない。電池・電波状況もランプの光で知らせるアナログ構造。おまけに名前も『ツーカーS』とシンプル。
できることはただ電話するだけ。昔の電話のようです。ある意味携帯電話の究極の形です。
ところで、これまでの携帯電話には当たり前のように液晶ディスプレイがついてましたが、これがいつごろからついてたかというと、最初の携帯電話からついていたようです。
当時、まだ通話料がべらぼうに高かったため、間違い電話を防ぐため、一度入力した番号を液晶ディスプレイで確認してから、通話ボタンを押して実際にダイアルするという方法をとっていたそうです。ちなみに、今の携帯でもこの手順でかけることができますね。
そう考えると、このディスプレイなしの携帯電話はシンプルながら通信技術が進化などによって通話料が下がったことによる、進化した携帯といえるでしょう。

*1:テレビ電話なんてのもあるけど、普及の目処たってないしねぇ・・・