僕がiOS5の導入時に引っかかったトラップ

個人的にiOS5の導入時に引っかかった所が2ヶ所ほどあるので、これからアップデートするぞーという人が同じ事に引っかからないように書いておきます。

Google Public DNS を使ってる場合は解除しよう

ダウンロードしていて、なんか遅いなーと思ったのですが、放置して銭湯に向かっている最中に気づきました。 Google Public DNS 使ってるからだ!

Google Public DNS に対する説明はこのへんを読んでいただくとして、
Good night, Posterous
大容量ファイルを多くの人に配信する場合は、CDNという、世界の幾つかの場所に同じファイルを用意して、近いところにアクセスしてもらうという仕組みが使われます。インターネットの通信も、距離が長ければそれだけ時間がかかりますからね。iOSもこの仕組を使ってる様子。
で、日本の場合は当然日本に近い位置のサーバーにアクセスするべきなのですが、どのサーバーに接続するかはDNSの返答によって決まり、Google Public DNS を使った場合、どうやらあまり近くないサーバーを指し示してくれるようです。つまり遅くなる。
プロバイダが用意している標準のDNSを利用すれば、よっぽど変なことがなければ近いサーバーを指し示してくれるので、快適な速度でダウンロードできます。

復元は終了までしっかり待とう

iOS5はアップデートと言いつつ実際には復元を行います。OTAに対応したため深い部分のアップデートが必要なんですかね。
復元だと一度データをまっさらにするので、アプリケーションや音楽などのデータも再度コピーし直しになります。

ソフトウェアの更新が終わり、

バックアップからの復元処理が終わったあとに、

こんな感じの復元処理が始まります。このときにアプリの復元(アプリの保存データではなくアプリ自体のコピー)が行われています。
が、実はこの時点でiPhoneは使用可能になっています。iOS5の新機能の一つ、同期中も操作可能ってやつですね。
ところが、恐ろしいことにこのときにiOSの設定を終えてホーム画面を出してしまうと、それ以降に復元されたアプリはアイコン位置が元の場所に収まってくれません。新たにインストールされた時のように先頭から順版に埋め尽くされていきます。
フォルダなんか知ったこっちゃありません。ホーム画面を埋め尽くしてしまいます。/(^o^)\
というわけで、iPhone使わないと死んでしまうとかのよっぽどの理由がない限り、素直に待ちましょう。いち早くiOS5に触れたい、ってくらいの動機だとその代償はあまりにも大きいです。