コナタオワタ

いやぁ、終わっちゃいましたね、らき☆すた
ハルヒと違って、これでまさに完結!といったストーリーでもないので、なんだか終わった気がしないです。来週になってようやく実感がわきそうな感じです。ああ、もう新しいこなた、かがみ、つかさたちに会えないのかぁ、って。
そんなわけで、ぬるい感じに感想を。

個人的名場面

いろんな場面がありましたが、らきすたというものをふまえて、個人的一番は一話冒頭の食べ物トークです。もともとらきすたの世界観は知っていましたが、だからこそ、ここまでだらだらと引っ張るのか!と驚愕せずにはいられませんでした。あれはハルヒのミクル伝説と同等の(あれほど強烈ではありませんが)ある種のフィルターですね。
一方、一番笑ったシーンはつかさほか一名の誕生日でのこなたがくれたプレゼントとそれへのかがみの反応ですね。団長腕章はともかく、某ゲームの制服はある意味一番のタブーです。似てるのは作者公認らしいですが。そしてそこに「あんたの方が似合いそうだ」「つーはー!」と、ぎりぎり微妙なところを攻めたつっこみを見せるかがみ。もう爆笑です。しかもこれがアドリブだというのだから、英美里さんには惚れずにはいられません。

最終回のこと

そんなこんなで最終回。見ていて何となくいつもと違いような感じがしました。全体で一つのストーリーとなっているからなのか、学校祭に向けての活動という若干非日常な話なだからなのか、心の中の寂しさなのか、それとも、やたらとキャラがいっぱい出たからなのか。…これっぽいなぁ。一つ一つのエピソードが短すぎるような、そんな気がちょっとします。脚本が原作者の〜〜〜さんだからってのもあるのかもしれません。4コマのときの間でアニメ化したらいつもより短くなったとか。
とはいえ基本的なノリは良くも悪くもいつもどおり。安心してみていられました。
一カ所をのぞいて。

やりやがったな

そう、ダンスシーン。あれを除いては最終回は語れません。ついにやりやがったな、ってかんじです。
OPと同じフリの部分はぼーっとみてると使い回しに思えますが、よくよく考えると、OPはサビ以外は制服ですから、基本的に書き直しですね。サビはさすがに使い回してそうな気がしますが。結果驚異的な原画動画担当者の数。お疲れさまです。
あと、これはやっぱり踊れ!ってことなんでしょうね。僕はたぶん踊りませんが。

感動?のフィナーレ

そしていざ本番というとき、緊張してがちがちの最中にまさかの「♪ミンミンミラクル」いいかんじのグダグダ感をへて、幕が上がり…と、ここでアニメ終了。
普通だったら、ここで見事に決めて終わるところなのですが、そういうできすぎなストーリーを見せないのがらきすた流なんでしょうね。本番で見事に決めたのか、それともグダグダになったのか、それは分からない。それが、今回のタイトルにもなっている、「未定」なのかもしれません。
…それとも、あのラストシーンの続きを、実写で、お客さんの前でやる、なんてことは考えてないでしょうね?

まとめ

では、最後に1フレーズ歌いたいと思います。
♪やっぱり〜ね 最後に歌っちゃうのは 白石みのる
良くも悪くもいつもどおり。でも、今回の話し全体がビューティフルドリーマーのオマージュらしいので、それのEDであるこの曲は必要みたいです。誰が歌うかはともかく。

おまけ

そうそう、最終話にしてついにあきらさまが本編に初登場!でも、本編キャラと一緒には映ってないですね…。場所は違えどいつものノリ、違うといえば、みのるがあきら様に媚びなくなったことですね。これはこれで面白い。お2人さん、これからも末永くお幸せに(?)