HTMLを構成する基本的なタグ・1

適当にデータあさってたら昔書いたのが見つかったので掲載。書いたのが結構前なので内容については保障しません(ヲイ)
つっこめるところも適度にあると思うので適度につっこんでください。


はじめに

まずはやはりHTMLを。この基盤がしっかり理解できないとだめですね。タグで作られているなどの最低限の知識はあるものとして話を進めていきます。

最初に必要なもの

とりあえず、一般的に言われているだめなHTMLの雛型。


<html>
<head>
<title>ここにタイトル</title>
</head>

<body>
ここに本文
</body>
</html>

こんなのを書いておいて、htmlタグはここからがhtmlだということを表すのに必要だとかうんぬん言ってたりします。しかし!htmlタグおよびbodyタグは、実は省略可能なのです!そもそも、HTML文章において、最重要なものが抜けています!それは、ドキュメントタイプ宣言です!

ドキュメントタイプ宣言とは

ドキュメントタイプ宣言は、その名のとおり、ドキュメントの種類を宣言します。一応、WWWサーバーはファイルを送るときに、その拡張子を見て何のファイルかをブラウザに知らせるので、拡張子がhtml(およびhtm)ならHTMLファイルだということは理解できます。(オフラインだったら直接拡張子をチェックするのかな?)
しかし、一口にHTMLといっても、何種類もバージョンがあり、当然それは拡張子からはわかりませんし、HTMLの中身を見たところで確定できるものではありません。そこで、明確的にどのバージョンのHTMLなのかを宣言する必要が生まれるのです 実際に宣言する場合は、


<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
といった感じになります。全部説明してもしょうがないので、要点を。
HTML 4.01ってのは、HTMLのバージョンを表します。4.01は現時点での最新バージョンで、今後XHTMLに移っていくので、恐らく最終バージョンになるのでは?と思います。
Transitionalというのは、HTMLの種類で、3種類あります。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN">
一番上のはStrict(厳格)なHTMLであり、fontタグなど、見た目を指定(物理マークアップ)するタグは使えません。(とかいいつつ、なぜか太字にするbタグは使えたりしますが)
真ん中のはTransitional(移り変り)なHTMLで、こちらはfontタグの使用が認められていたりと、比較的甘い規定となっています。
一番下のは、フレームを指定するHTMLを意味しています。
規定が甘いTransitionalのほうがいいやと思う人もいるかと思いますが、Strictのほうが正しいHTMLであるし、Transitionalはその名が表すように、古い間違ったHTMLから移り変わるために互換性を持たせてるに過ぎません。また、最近のブラウザでは、TransitionalとStrictで、レンダリング(表示)方法を変えているものもあります。これからHTMLを覚えていくのであれば、迷うことなくStrictなものをお勧めします。