続・サムデイ イン ザ レイン』を見て

例によってネタバレを含むので注意。
僕も勢いに任せて感想を書きなぐったアニメ涼宮ハルヒの憂鬱第9話『サムデイ イン ザ レイン』。当然ながらほかにも感想を書いたブログがいっぱいあるのですが、そんな中はてなブックマークで注目をあびていたのが幻視球: 『涼宮ハルヒの憂鬱』#9の作り込みに拍手。アニメ演出の感想などがメインのブログのようで、さすがにすばらしくまとめられています。

やっぱり?

演出メインということで僕が書いたのとは違うことが書かれていますが、最後のほうで

実質的な最終回?なのですか?

とまとめられている部分は共通してます。やはり、そういう意図があるのでしょうかね?

部室のカメラアングル

さて、このブログに書かれていて、僕が気づかなかったのが

今回は、ファーストショットから、ラストショットまで、ほぼ全てのカットが「FIX」(カメラ固定)で統一されています。「明らかに見せ方がおかしい“部室”」の外においても、カメラは微動だにしない。上下左右前後の動き、いわゆるカメラワークが皆無です。

のところ。言われてみれば、スクロールしたところはほとんどなかったですね。
そして、続けて書かれているように部室内はおかしい。とくにキョンがいなくなってからの描画のときのカメラ位置は部屋の隅2箇所と本棚。これは明らかに監視カメラを意識したアングルですね。
キョンがいない場面だから、傍観しているというイメージを植えつけるためとも取れますが、この3箇所には本当に監視カメラがつけられている(という設定な)のではないか、と僕は考えます。そして、この設定がいずれ小説版で生かされると。
深読みしすぎかもしれませんが、僕は思ってます。涼宮ハルヒの演出一つ一つには意味があると。

キョンが目覚める3秒前

前回書いてからいろいろ考えたのですが、キョンが目覚める直前にハルヒは「お疲れさま、キョン。」*1といったのではないかと思いました。で、急に起きだしたから『もしや聞かれてた?!』と思って固まってしまった。しかしキョンは聞いていたようなアクションをとらなかったため動き出した、と。
まぁ、想像の域を超えようがないですが。
それから、今作ではキョンがいない場面も描画していたのですが、キョンが寝ている間の出来事は一切描画されていません。さすがですね。いや、朝比奈さんの着替えを隠したことではなくて。

おまけ

鶴屋さんが部室に来たシーン見ていて、カメラアングルがドアの上側からに変わったときに思ったこと。
『こっち見るな』

*1:前回の次回予告の最後ににあった台詞